Antigravity- 基本設定を押さえよう

読者: Antigravityインストールしたけど、画面の見方が全然わからなくて…。どこから触ればいいの?
tommy: わかります!最初は画面のどこを見ればいいか迷いますよね。今回は基本設定をサクッと整理するので、これを読めばすぐに使い始められますよ!
この記事で解決できるお悩み
- Antigravityの画面構成がわからない
- モードが複数あるけど、どれを選べばいいの?
- AIモデルはどれを選べばいいの?
- AIの提案をどうやって承認/却下するの?
- GEMINI.mdって何?どうやって設定するの?
- ArtifactsやFeedbackって何?
本記事では「Antigravityの基本設定(ビュー・モード・モデル選択・Accept/Reject操作・GEMINI.mdルール設定・Artifacts・フィードバック)」について紹介します。
記事を読めば簡単にAntigravityの画面構成と設定を理解して、自分に合ったモードで開発を始めることができます。
この記事は10分で読めます!
⚠️ Antigravityのインストールがまだの方は以下の記事を参考にしてください。

Antigravity- 基本設定を押さえよう
本記事では「Antigravityの基本設定(ビュー・モード・モデル選択・Accept/Reject操作・GEMINI.mdルール設定・Artifacts・フィードバック)」について紹介します。
www.tommy-103.com
2つのビュー(View)を理解しよう
改めてAntigravityの画面構成について説明させてください。Antigravityには大きく分けて2つのビューがあります。
Editor View(エディタービュー)
VS Code風のコード編集環境です。普段コードを書いたり修正したりするメインの画面ですね。
よく使うショートカットはこの3つです。
- タブ補完: コードを書いている途中でAIが候補を出してくれる
- インラインコマンド:
Cmd+I/Ctrl+Iで、選択したコードに対してAIに指示を出せる - エージェントパネル:
Cmd+L/Ctrl+Lで、チャット形式でAIと会話できるパネルを開く

Agent Manager(エージェントマネージャー)= 司令塔画面
複数のエージェント(AIアシスタント)を並行して管理できる画面です。画面上部の「Open Agent Manager」から開けます。

【主な機能と見方】
- 圧倒的なマルチタスク: > 複数のワークスペースを同時に開き、「フロントエンドの作成」と「データベースの構築」といった別々のタスクを、異なるエージェントに同時並行で任せることができます。

- 通知アイコンの意味:
- 🔵 青丸マーク(完了通知):AIの自律的な作業が完了した合図です。生成されたコードや検証結果(成果物)を確認しましょう。
- 🔵 青丸マーク(完了通知):AIの自律的な作業が完了した合図です。生成されたコードや検証結果(成果物)を確認しましょう。

- 現場への復帰: > 画面上の「Open Editor」をクリックすれば、いつでもコード編集を行うEditor Viewに戻れます。

✅ まずはEditor Viewで操作に慣れて、慣れてきたらAgent Managerで複数タスクを並行管理してみましょう。
最低限知っておきたい3つの設定
最後に、Antigravityをより自分好みに動かすための「設定」について解説します。 画面右下の「Antigravity - Settings(歯車マーク)」をクリックしてください。

ここで確認しておくべき重要な設定は、以下の3つだけです。
- 1. Agent Auto-Fix Lints(エージェント自動修正機能)
コードに構文エラー(赤い波線など)が出た際、AIが自動で良い感じに修正してくれる機能です。エンジニアではない方や、コードの文法に自信がない方は「On」にしておくのが圧倒的におすすめです。 - 2. Auto Execution(ターミナル等の自動実行) AIがコマンドなどを実行する際のルールを決めます。
Always Proceed:毎回人間に確認せず、AIがどんどん作業を進めます。Request Review:重要な操作の前に、必ず人間の許可を求めます。
- 3. Review Policy(ファイル変更の確認頻度) AIがコードを書き換える際の「確認の多さ」を決めます。
Always Proceed:ほぼ事前の確認なしで書き換えます。Agent Decides:AIが自分で判断し、重要な時だけ人間に確認します。Request Review:何か変更するたびに、ほぼ必ず人間の許可を求めます。

【超重要】プロはどう使い分けているか?
上記は好みで設定してOKですが、実際の開発現場では「今の作業フェーズ」に合わせてAIの手綱を握り変えるのが正解です。以下の使い分けをぜひ覚えておいてください。
✅設計を考える時・壁打ち・重要なタスクの時
「Request Review」に設定
AIと一緒にシステム構成を考えたり、複雑な機能を実装したりする時は、AIが勝手に進みすぎないよう「毎回確認」にして慎重に進めます。
✅実行しかさせない時・単純作業の時
「Always Proceed」に設定 「このデザインを一括で変更して」「テストデータを100件作って」など、やることが明確な時は、AIに任せきりにして圧倒的なスピードで作業を終わらせます。
さらに細かく設定したい場合(Advanced Settings)
続いて、設定画面の中にある「Advanced Settings」をクリックしてください。ここではさらにマニアックな設定が行えます。

とはいえ、最初のうちはほとんど設定をいじらなくてOKです。もし活用するとすれば、以下の1点のみ覚えておいてください。
- Strict Mode(厳格モード) セキュリティに関して、AIの行動を厳しく制限する安全なモードです。セキュリティが特に気になるプロジェクトでは「On」にしておくと安心です。ただし、AIからの「これやってもいいですか?」という確認頻度が大幅に増えるため、開発のテンポは少し落ちる点に注意してください。

AIモデルを選ぼう
読者: AIモデルっていくつか選べるみたいだけど、どれがいいの?
tommy: 基本は『Gemini 3 Flash』で十分です! 普段はスピード重視の軽量モデルを使い、複雑で重要な作業のときだけ上位モデル(Gemini 3.1 ProやClaude 4.6など)に切り替えるのが、賢く開発を進める最大のコツですよ。
Antigravityでは複数のAIモデルを選択できます。チャット画面の上部にあるモデル名をクリックすると切り替えられます。

利用可能なモデル一覧(2026年3月時点)

おすすめの使い分け
開発をスムーズに進めつつ、制限に引っかからないためには以下の使い分けを徹底しましょう。
- 普段のコーディング →
Gemini 3 Flash動作が軽く、レスポンスが爆速です。無料枠も大きいため、通常のエラー修正や機能追加はこれ一択で問題ありません。 - 設計・複雑なバグ・壁打ち →
Gemini 3.1 Pro (High)やClaude Opus 4.6 (Thinking)「ゼロからアプリの構成を考えたい」「どうしても直らない複雑なエラーがある」といった、高度な推論が必要なシーンで切り替えます。特にClaudeの「(Thinking)」は、AIの思考プロセスが見えるため学習にも最適です。
⚠️ 【重要】モデルの利用上限(リクエスト制限)に注意
基本的なモデルは無料で使えますが、一定時間内の利用上限があります。賢い上位モデル(ProやOpusなど)を使うほど、この上限の消費が激しくなります。 だからこそ、「普段はFlash、ここぞという時にProやClaude」という使い分けが非常に大切なのです。
実行プランを選ぼう(Planning / Fast)
AIにタスクを依頼する際、AIの「働き方(実行プラン)」を2種類から選ぶことができます。画面のメニューから選択できるこの設定は、作業効率を劇的に左右します。

2つの実行プランの比較表

1. Planning(プランニング)プラン
AIがいきなりコードを書き始めるのではなく、「まずはどう進めるべきか」をじっくり計画してから実際のタスクを実行するモードです。
- メリット: AIが全体の道筋を整理してから動くため、途中でエラーが起きにくく、手戻りが減ります。
- おすすめの場面:
- 「ゼロから新しいログイン画面を作って」
- 「複数のファイルが絡む複雑なバグの原因を深く調査して」
- 「これからの実装方針を一緒に考えながら進めて」
2. Fast(ファスト)プラン
事前の計画プロセスをスキップし、AIが指示を受け取ったら即座にタスクを直接実行するモードです。
- メリット: とにかく処理が速く、待ち時間のストレスがありません。
- おすすめの場面:
- 「このボタンの色を青から赤に変えて」
- 「指定したテキストの誤字を修正して」
- 「この短い関数にコメントアウトを追加して」 ※やるべきことが完全に明確で、AIが迷う余地がないタスクに最適です。
迷ったら「Planning」を選ぼう 初心者のうちは、自分がお願いするタスクが「複雑」なのか「簡単」なのか判断が難しいことがありますよね。そんな時は、とりあえず「Planning」を選んでおくのが安全です。
AIの残り使用量をチェックする方法
使用量が気になったら、以下の手順で確認できます。
- 右上の歯車アイコンをクリック
- 「Open Antigravity User Settings」を選択
- 「Models」タブで各モデルの残り使用量を確認


✅ 上限に達してもしばらく待てばリセットされます。焦らず待ちましょう。
Accept / Reject / Expand操作を覚えよう(超重要!)
読者: AIがコードを提案してくれたんだけど、これどうやって反映するの?「Accept」とか「Reject」とか出てきて…
tommy: ここめちゃくちゃ大事なポイントです!AIの提案を「承認する/やり直す」操作を覚えましょう!
AIがコードを生成・編集すると、変更箇所がハイライト表示されます。このとき、以下の操作で対応します。
Accept(承認)系の操作
ボタン | 動作
Accept All | 全ファイルの変更をまとめて承認
Accept Changes | 今開いているファイルの変更だけ承認
Accept | 一部分の変更だけ承認(細かく制御したいとき)

Reject(却下)
「なんか違うな」と思ったら遠慮なくRejectしてください。AIの提案を破棄して元に戻します。
⚠️ Rejectは悪いことではありません。AIは完璧ではないので、「違う」と思ったらどんどんやり直させましょう。

Expandボタン(これ超重要!初心者がつまずくポイントNo.1)
読者: AIが途中で止まった!フリーズした!どうしよう!
tommy: 落ち着いて!それ、Expandボタンが出ていませんか?
AIが作業中に「止まった!」と思ったら、チャット欄を確認してください。
- チャット欄にベルマークと「Expand」ボタンが出ていないかチェック
- 出ていたらExpandボタンをクリック
- 中に表示される青い「Run」ボタンを押す
- AIが作業を再開します!

✅ これはセキュリティ上の確認ステップです。AIが「コマンドを実行していいですか?」と聞いている状態なので、内容を確認してRunを押せばOKです。
⚠️ 初心者が一番つまずくポイントです。「AIが止まった!壊れた!」と思ったら、まずExpandボタンを探してください。ほとんどの場合これで解決します。
GEMINI.md(ルール設定)を使いこなそう
読者: AIに毎回「日本語で答えて」って言うの面倒なんだけど…
tommy: GEMINI.mdにルールを書いておけば、毎回言わなくても最初から日本語で答えてくれるようになりますよ!
GEMINI.mdは、AIへの「共通ルール」を設定するファイルです。ここに書いたルールは、すべてのチャットに自動的に適用されます。
GEMINI.mdの設定手順
Step 1. Customizations(カスタマイズ設定)を開く
画面右上の「・・・」(三点リーダーメニュー)をクリックし、ドロップダウンメニューの中から「Customizations」を選択してクリックします。

Step 2. グローバルルール(GEMINI.md)を作成する
Customizationsの画面が開いたら、以下の手順でファイルを作成します。
- 画面内の 「Rules」 タブを選択します。
- 「+ Global」 ボタンをクリックします。
- エディタ上に自動的に
GEMINI.mdという設定ファイルが開きます。

Step 3. ルールを入力する
開いた GEMINI.md ファイルに、AIに守ってほしいルールを書き込みます。 まずは、AIが最初から日本語で応答してくれるように、以下のテキストをコピーして貼り付けてください。
回答はすべて日本語で行ってください。
また、計画は全て日本語で立て日本語でやり取りをお願いします。
Step 4. 保存して反映する
入力が終わったら、必ずファイルを保存して設定を反映させます。
- Mac:
Cmd + S - Windows:
Ctrl + S
保存後、必要に応じて画面上の更新(リロード)ボタンをクリックしてください。

会話履歴の管理
AIとの会話は長くなると精度が落ちる傾向があります。コンテキストウィンドウ(AIが一度に参照できる情報量)に限りがあるためです。
新しいチャットを積極的に使おう
- タスクが変わったら、右上の「+」ボタンで新規チャットを開始しましょう
- 1つの会話で何でもやろうとせず、テーマごとにチャットを分けるのがコツです

✅ 「1タスク=1チャット」を心がけると、AIの応答品質がぐっと上がります。
過去の会話はPast Conversationsから確認できます。

まとめ
- ビューは Editor View(コード編集)と Agent Manager(司令塔画面)の2つ
- Agent Managerでは複数ワークスペース・複数エージェントを並行管理できる
- 設定は Auto-Fix Lints / Auto Execution / Review Policy の3つを押さえればOK
- 設計・重要タスク時は Request Review、単純作業時は Always Proceed に切り替えよう
- AIモデルは普段は Gemini 3 Flash、重要作業時に Gemini 3.1 Pro や Claude Opus 4.6
- Accept / Reject でAIの提案を承認・却下。Expandボタンを見逃さないこと!
- GEMINI.md でAIへの共通ルール(日本語応答など)を設定できる
- 会話は長くなると精度が落ちる → 新しいチャットを積極的に使う
- 実行プランは Planning(計画→実行)と Fast(即実行)の2種類。迷ったら Planning
基本設定を押さえておけば、Antigravityをもっと安心して使いこなせるようになりますよ!
次回ではセキュリティ設定について解説します。お楽しみに!
📢 公式リンク
この記事をシェア